ドバイ観光情報 保険コンサル 谷口代司夫

子供たちは既に夏休みに入り、クラブ活動なんかも合宿や試合が各地で行なわれていることでしょう。また、社会人の人達も来週後半からはお盆休みに突入され、中には旅行に出かけられる方も多いんじゃないかと思います。そんなこともあり、ブログの内容も夏休みということで、少しラフなお話しをさせて頂こうと思います。
先日、某保険会社の招待旅行でドバイに行ってきました。行く前に情報を収集しようとしたのですが、『地球の歩き方』においても、インターネットにしても、驚いた事にあんまり情報がありませんでした。そこで、ほんの少しですが、ドバイの情報を掲載しておこうと思います。
もともと産油国としては知られていると思いますが、最近は観光スポットとしてすごく人気が出てきています。理由は、後と数十年もすれば当然石油が枯渇してしまい、石油資源で成り立っている国としては、破綻が目前に迫っており、それに変わる外貨獲得の手段として、観光客を誘致し観光による外貨獲得に力を注ごうとしているからです。
とにかく、中近東当たりはほとんど砂漠ですし、温度も今頃は45度くらいの灼熱で、しかも恐ろしく湿度の高いところです。京都の蒸し暑さを日本中に自慢してきた私としては、ドバイに比べたら今年の夏は『屁』でもないような暑さです。下品な表現でm(__)mなさい。 
さて、現地の通貨や交通事情等の当たり前の情報は、本やネットで調べられると思いますので、もう少し違った情報を掲載したいと思います。


1.買い物ツアー(ゴールドスークやショッピングセンター等)
買い物ツアーのほとんどは1万円〜2万円くらいのツアー代金がかかり、しかも色々な観光スポットも回る事になり、ゆっくり買い物が出来ないと思います。とにかく、タクシーが安い(初乗運賃:約100円)のと、治安が安定しているので、なるべくタクシーを利用された方が良いと思います。ツアー代金で、正直買い物が出来てしまいます。
ブランド品は価格協定のようなものがありますから、どこの国に行かれてもそれほど大きな価格差はないと思いますが、一般の洋服や貴金属、食品等においてはかなり物価が安いと言えます。
特に有名なのはゴールドスークと呼ばれる、貴金属店が何百件と立ち並ぶ所ですが、日本と違い貴金属のデザイン料がかかりませんので、全て計り売り(その日の金のレートと重さで値段が決まります)になります。もちろん、値引き交渉はOKです。
また、ゴールドスークから歩いて行ける、スパイススークっていう香辛料のお店が立ち並ぶ市場があります。ここでのお勧めは、スペイン料理のパエリヤなんかの料理に使う『サフラン』です!! なんと日本の20分の1くらいの価格で購入できます。インド料理なんかの本格カレーを食べる時にライスが黄色かったりしますよね。あれもサフランを使って黄色くしているんです。
次にお勧めは、『パシミナ』のマフラーやストールです。パシミナとは、チベットの高地に生息するカシミヤヤギから採れる際高品質の原毛です。これも、2〜3年前日本で大ブームになり、デパートなんかですと4万円〜5万円くらいしていたそうです。現在は少し安くはなったと聞いていますが、やはり高額なものらしいです。それが、約1万円ほどで購入できます。
但し、やはり恐るべき中国製品です。なんと、マフラーやストールの品質表示のタグにパシミナ100%(Pashimina100%)と記載されているのですが、実は品質表示ではなく、会社名を『Pashimina100%』にしてしまって、会社名のタグ(いわゆるメーカー名)を縫い付けているのです。パシミナの触り心地を知らない私は、騙されて2枚買ってしまいました(T_T)
結局、ホテルに入っている信用できるお店で、正真正銘のパシミナ100%のストールを2枚追加で買う事になってしまいました。(+_+) 見極め方を伝授致します。大きな男性用の指輪にそのストールを通してみると、パシミナ100%ですと引っかかることなく、すり抜けてしまいますが、綿やシルク等が混ざっていると、引っかかってしまいます。是非買う前にお試しを!!


2.ホテル情報
ドバイのホテルといえば、今、最も話題になっている、みかんの1かけらの様な形をしたホテル『バージュアル・アラブ』(世界初の7つ星ホテル)だと思いますので、現地で知り得た情報をお伝えしたいと思います。

このホテルは海岸から海に向って100メートルくらいの橋が架かっており、その先にそびえ建っています。その橋を渡るには、宿泊又はレストランの予約をしているコンファーメーションスリップ(予約確認書)が無いと、橋を渡る事も、ホテルの中に入る事もできないのです。宿泊などしようものなら、普通に1泊すると一番安い部屋でも日本円で24万くらいするらしいです。ツアーで行くと1泊はそのホテルに泊まれるようなものもあり、それならかなり割安で泊まれるみたいです。
そこで、レストランの予約をお願いしたのですが、何日も予約で一杯らしく、ようやく朝食(コンチネンタル・ブレックファースト)なら取れますとの事で、仕方なく朝食の予約を取ってもらいました。 ただ、驚いたのは朝食の値段なのですが、なんと日本円で約8,400円。朝食の内容は、確かに美味しいのですが、あまりに少量でとてもお腹を満たすようなものでありませんでした。
また、ほとんど中の写真撮影も禁止されていましたが、さすが日本人!!勝手に最上階に行っちゃいました。当然の様に係員に止められましたが、なんとかそこから見える外の景色を撮らせてもらうことは出来ました。各部屋のドアの前には、その部屋専用の給仕さんがつかれるそうです。また、宿泊のお客様が来られる時には、ホテルの玄関でアロマが焚かれ、バラの花びらの様なものを頭の上に散らしてもらうような場面にも出くわしました。やはり、私達のように朝食だけのゲストにはないようです。(T_T)


かなり、長いブログになってしまいますので、このくらいにしておきます。最後にもう一言!!絶対にお勧めは、砂漠を四輪駆動の車で走り回り、砂漠の真ん中でラクダに乗ったり、水たばこを体験させてもらえるツアーです。

もちろん、このツアーだけはタクシーで安くあげようとは、思わないで下さいね。スリップして一生砂漠住まいになりますから・・・。